GREEN GUIDE
観葉植物の選び方と育て方
完全ガイド
観葉植物を暮らしに取り入れたいと思っても、「どの植物を選べばいいの?」「水やりはどのくらい?」「日当たりが少ない部屋でも育てられる?」など、初めての方ほど迷うことが多いものです。このページでは、観葉植物専門店cocohaが、植物を選ぶときに確認したいポイントから、置き場所、水やり、日々のお手入れまで、観葉植物と長く付き合うための基本をわかりやすくご紹介します。
01 / ABOUT GREEN PLANTS
観葉植物とは
観葉植物とは、花を観賞することを主な目的とする植物とは異なり、葉の形や色、模様、樹形などを楽しむ植物の総称です。フィカス、モンステラ、ドラセナ、サンスベリア、カラテアなど、私たちが「観葉植物」と呼んでいる植物には、原産地も性質も異なるさまざまな種類があります。
大きな葉を広げる植物をリビングの主役として飾ったり、小型の植物を棚やデスクに置いたり、個性的な樹形の一鉢をインテリアのアクセントにしたり。植物の種類やサイズによって、取り入れ方も大きく変わります。
一方で、同じ「観葉植物」であっても、必要な光の量や乾燥への強さ、寒さへの耐性などは種類ごとに異なります。そのため、見た目だけでなく、実際に植物を置く環境に合っているかを考えて選ぶことが、長く楽しむための大切なポイントです。
02 / HOW TO CHOOSE
観葉植物を選ぶときに大切な4つのポイント
1. まず「どこに置くか」を決める
植物選びで最初に確認したいのが置き場所です。窓の近くなのか、部屋の中央なのか、玄関なのかによって、植物が受けられる光の量は大きく変わります。気に入った植物を先に決めるのではなく、置きたい場所の明るさを確認してから、その環境に合う植物を選ぶと失敗を減らしやすくなります。
2. 飾る場所に合ったサイズを選ぶ
床置きする大型の観葉植物は空間の印象を大きく変えてくれます。一方、棚やカウンター、デスクには小型から中型の植物が取り入れやすくなります。商品を選ぶ際は鉢の号数だけでなく、鉢を含めた全体の高さや葉の広がりも確認しましょう。
3. 自分の生活スタイルに合う植物を選ぶ
こまめに植物の様子を見られる方と、仕事や旅行などで家を空けることが多い方では、育てやすい植物も変わります。水切れに比較的強い種類、湿度を好む種類など植物ごとに性質があるため、「どのくらいお世話ができるか」も植物選びの基準にしてみてください。
4. 樹形や葉の表情を楽しむ
同じ品種でも、幹の曲がり方、枝の広がり、葉の付き方には個体差があります。特に大型株や仕立てに特徴のある植物は、一鉢ごとの表情が空間の印象を左右します。インテリアとして選ぶ場合は、植物名だけでなく樹形にも注目してみてください。
03 / FOR BEGINNERS
初めての方は「育てやすさ」から選ぶ
初めて観葉植物を育てる場合は、見た目の好みとあわせて、比較的環境の変化に対応しやすい種類から選ぶ方法があります。サンスベリア、モンステラ、ドラセナ、フィカス類などには、室内で楽しみやすい種類が多くあります。ただし、同じ仲間でも品種によって性質は異なるため、購入する植物ごとの育て方を確認することが大切です。
「初心者向け」という表現は、まったくお手入れが不要という意味ではありません。特に水の与えすぎや光不足は、育てやすい種類でも調子を崩す原因になります。まずは一鉢から植物の変化を観察しながら育ててみるのもおすすめです。
04 / PLACE
置き場所から観葉植物を選ぶ
明るいリビング・窓辺
室内の明るい場所は、多くの観葉植物にとって育てやすい環境です。ただし、室内で管理していた植物を急に夏の強い直射日光へ当てると、葉焼けを起こすことがあります。光の強い場所へ移動するときは植物の様子を見ながら徐々に環境へ慣らします。
窓から少し離れた場所
部屋の中央や窓から離れた場所では、見た目以上に光量が少ない場合があります。耐陰性のある植物は比較的選びやすいものの、「日陰に強い=光がなくても育つ」という意味ではありません。植物は光を使って生育するため、暗すぎる場合はより明るい場所へ移動したり、必要に応じて植物用ライトなどで光を補ったりする方法もあります。
エアコンの風が直接当たる場所は避ける
冷暖房の風が葉へ直接当たり続けると、急激な乾燥や温度変化によって植物が傷むことがあります。人が快適に過ごせる室内でも、風が直接当たっていないかを確認してください。
置き場所についてさらに詳しく知りたい方は、下記のガイドもご覧ください。
05 / SIZE & STYLE
サイズとインテリアから選ぶ
観葉植物はサイズによって空間での役割が変わります。小型の植物は棚、テーブル、デスクなどに取り入れやすく、複数の植物を組み合わせて楽しむこともできます。中型の植物はキャビネットの横や窓辺などに置きやすく、植物らしい存在感と扱いやすさのバランスが魅力です。
大型の観葉植物は、リビングや店舗、オフィスなど広い空間のフォーカルポイントになります。ソファや家具との高さのバランス、葉が広がるスペース、日常の動線なども考えながら置く場所を決めましょう。
インテリアでは植物だけでなく鉢との組み合わせも重要です。同じ植物でも、白い陶器鉢、素材感のある鉢、シンプルな鉢など、鉢のデザインによって印象が大きく変わります。
06 / BASIC CARE
観葉植物の基本的な育て方
観葉植物を健康に育てるうえで重要なのは、植物の種類に合った「光・水・温度・風通し」を整えることです。水やりだけを気にするのではなく、植物を取り巻く環境全体を見るようにしましょう。
水やり
水やりは「何日に1回」と日数だけで決めるのではなく、土の乾き具合を確認することが基本です。植物の種類、鉢の大きさ、用土、季節、室温、置き場所によって土が乾く速さは変わります。水を与えるときは、鉢底から水が流れる程度までしっかり与え、受け皿に水を長時間ためないようにします。ただし、乾燥を好む植物など管理方法が異なるものもあるため、それぞれの植物に適した方法を確認してください。
光
多くの観葉植物は室内の明るい場所を好みます。葉色が薄くなる、茎や枝が間延びする、新しい葉が小さくなるなどの変化が見られる場合は、光不足が一因となっていることがあります。ただし、急に強い直射日光へ移すことも葉を傷める原因になるため注意します。
温度と冬の管理
観葉植物には熱帯・亜熱帯地域を原産とするものが多く、日本の冬の低温が苦手な種類もあります。必要な最低温度は植物によって異なるため、品種ごとの耐寒性を確認してください。冬は窓際が夜間に冷え込むこともあるため、冷気や急激な温度低下にも注意します。
風通し
空気が長時間こもる環境では、土が乾きにくくなったり害虫が発生しやすくなったりすることがあります。室内でも換気を行い、植物のまわりにゆるやかな空気の流れがある環境を意識します。ただし、強い風を直接当て続ける必要はありません。
肥料
肥料は植物が活発に生育している時期を中心に、使用する肥料の説明に従って与えます。弱っている植物へ多くの肥料を与えても回復につながるとは限りません。根の状態や水やり、光、温度など、まず不調の原因を確認することが大切です。
植え替え
鉢の中で根がいっぱいになったり、水が土へ染み込みにくくなったりした場合は、植え替えを検討します。一般的には植物が生育しやすい暖かい時期に行いやすいですが、適期は植物の種類や地域、栽培環境によって異なります。
07 / TROUBLE
葉が黄色い・元気がないときに確認すること
観葉植物の葉が黄色くなったり、葉が垂れたりした場合、原因は一つとは限りません。水の与えすぎ、水切れ、光不足、急激な温度変化、根詰まり、害虫など、複数の要因が考えられます。また古い葉が自然に入れ替わる過程で一部の葉が黄色くなることもあります。
まず確認したいのは土の状態です。土が長期間湿ったままなのか、反対に極端に乾いているのかを確認します。次に置き場所の明るさ、エアコンの風、最近場所を移動したか、急激に気温が変わっていないかなどを振り返ります。
葉の表だけでなく裏側や新芽、茎の付け根なども定期的に観察してください。小さな虫やベタつき、白い付着物などが見られる場合は害虫の可能性があります。他の植物への広がりを防ぐため、必要に応じて一度離して管理します。
植物の不調は、原因を確認せずに水や肥料を追加すると悪化する場合があります。「元気がないからとりあえず水を与える」のではなく、土・根・光・温度などを順番に確認することが重要です。
08 / ONLINE SHOPPING
通販で観葉植物を購入するときのポイント
観葉植物を通販で購入するときは、植物名や鉢の号数だけでなく、商品ページに記載されている全体のサイズや鉢の大きさを確認しましょう。植物は立体的に葉を広げるため、高さだけでなく横幅もイメージしておくと、届いたあとの置き場所を決めやすくなります。
植物は工業製品ではないため、同じ品種でも葉の形や大きさ、幹の曲がり方などには個体差があります。掲載写真の現品を購入できる一点ものの商品は、樹形を重視して選びたい方にもおすすめです。
また、植物は季節や気温によって状態が変化します。特に冬季の寒冷地などでは、配送中の低温についても考える必要があります。注文時にはショップの配送条件や注意事項も確認しておきましょう。
cocohaでは、日常に取り入れやすい観葉植物から、一鉢ごとに樹形を楽しめる植物、アガベ・塊根植物・多肉植物など幅広い植物をご紹介しています。
PLANTS & STYLE
代表的な観葉植物から選ぶ
観葉植物にはそれぞれ異なる葉の形や樹形があります。見た目の好みと育てる環境の両方を考えながら、お気に入りの種類を探してみてください。
COCOHA
観葉植物専門店cocoha
cocohaは、観葉植物を中心に、アガベ・塊根植物・多肉植物などを扱う植物専門店です。植物は同じ品種でも一鉢ごとに姿が違います。葉の付き方や幹の動き、全体のバランスなど、植物それぞれが持つ表情も楽しみながら選んでいただけるよう、さまざまな植物をご紹介しています。
植物を「買って終わり」ではなく、暮らしの中で長く楽しんでいただくために、このガイドや各商品ページでも植物ごとの育て方をご案内していきます。
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